△日程第22
提案理由説明
○議長(
三瓶裕司君)
提案理由の説明を求めます。 市長。 〔市長
高松義行君 登壇〕
◎市長(
高松義行君) それでは、議案第57号から報告第10号まで、一括して
提案理由の説明を申し上げます。 議案第57号 本宮市税条例等の一部を改正する条例制定について。 本議案につきましては、地方税法等の一部を改正する法律などが公布されたことに伴い、本宮市税条例等の一部を改正するものであります。 改正の主な内容といたしましては、個人市民税について、住宅借入金等特別税額控除の延長などに伴い、住宅ローン控除額が所得税で控除しきれなかった場合に、控除限度額の範囲で個人市民税より減額するものであります。なお、この措置にかかる個人市民税の減収額は、地方特例交付金により全額国費で補填されることとなっております。 その他の改正といたしまして、証明書交付に関する事項、株式配当等に関する事項、扶養親族申告書に関する事項などについて、それぞれ地方税法等の改正に合わせて改正するものであります。 詳細につきましては、議案第57号資料をご参照くださいますようお願い申し上げます。 議案第58号 本宮市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について。 本議案につきましては、今年度の本算定に係る税率等の改正を行うものであります。 改正の主な内容といたしましては、
新型コロナウイルス感染症拡大に伴う収入減、さらには、原油価格や物価の高騰による家計への影響を緩和するため、1人当たりの税額を引き下げ、国保加入者の特徴を踏まえ、負担の公平性を図るため調整を行うものであります。 なお、この条例は公布の日から施行し、改正後の条例の規定は、令和4年4月1日から適用するものであります。 詳細につきましては市民部長に説明いたさせますので、よろしくお願いいたします。 また、本条例の改正案につきましては、去る5月25日に開催されました本宮市国民健康保険運営協議会において、原案のとおり答申を得ておりますことを報告させていただきます。 議案第59号 平成23年東日本大震災による災害被害者に対する市民税、固定資産税及び国民健康保険税の減免に関する条例の一部を改正する条例制定について。 本議案については、東日本大震災により被災した被保険者に係る国民健康保険税の減免措置に対し、国の財政支援が令和4年度についても延長されることから、減免措置期間の改正を行うものであります。 改正の内容といたしましては、東京電力福島第一原子力発電所事故による帰還困難区域等の対象地域から転入した被保険者に対しまして、令和4年度課税分の減免措置を行うものであります。なお、この条例は公布の日から施行し、改正後の規定は令和4年4月1日から適用するものであります。 詳細につきましては、議案第59号資料をご参照くださいますようお願い申し上げます。 議案第60号 消防積載車の購入契約について。 本議案につきましては、消防積載車の購入契約を締結するため、本宮市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定に基づき議会の議決を求めるものであります。 この消防積載車につきましては、消防車両更新計画に基づき、使用年数が20年を経過した車両を更新するため、新たに消防積載車2台を購入するものであります。本契約につきましては、5月18日に指名競争入札により入札を執行いたしました。入札の結果、郡山市久留米3丁目27番地、株式会社ホシノ郡山支店が、2,084万9,400円、落札率98.11%で契約の相手方に決定いたしました。 詳細につきましては、議案第60号資料をご参照くださいますようお願い申し上げます。 議案第61号 令和4年度本宮市一般会計補正予算(第2号)。 本議案につきましては、緊急対応事業及び各種事業の推進を図る上で必要となる予算につきまして補正を行うものであります。 補正予算の主な内容について説明を申し上げます。 歳出については、一つに、4回目の新型コロナウイルス
ワクチン接種に係る集団接種・巡回接種に要する関連経費を、二つに、令和4年度住民税非課税世帯に対する住民税非課税世帯等臨時特別給付金を、三つに、低所得の子育て世帯に対する子育て世帯生活支援特別給付金を、四つに、市道改良により移設及び撤去を行った本宮小学校グラウンド工作物等の設置にかかる工事請負費を、五つに、多世代交流施設「あぶくま憩の家」多目的ホールの整備工事にかかる工事請負費を、六つに、荒井字南ノ内地内ほか道路等測量設計委託料を、七つに、令和3年2月13日の福島県沖地震で被災した、しらさわカルチャーセンターの改修工事実施設計委託料を、八つに、道路交通法施行規則の改正に伴い、職員用アルコールチェッカーの購入費を、九つに、4月の人事異動に伴う職員人件費の調整による減額及びその減額相当額を積み立てるため、財政調整基金積立金を、それぞれ計上いたしました。 歳入については、国庫支出金に、新型コロナウイルス
ワクチン接種対策費負担金及び接種体制確保事業補助金、住民税非課税世帯等臨時特別給付金事業費及び事務費補助金、子育て世帯生活支援特別給付金給付事業費及び事務費補助金を、繰入金に、地域福祉基金繰入金、教育施設等整備事業基金繰入金をそれぞれ計上し、不足する財源を財政調整基金より繰入れするものであります。 この結果、歳入歳出予算のそれぞれに3億8,391万円を追加するものであります。 第2条、継続費につきましては、第2表、継続費のとおり、企業立地推進事業について設定を行うものであります。 なお、詳細につきましては財政部長に説明をいたさせますので、よろしくお願い申し上げます。 議案第62号 令和4年度本宮市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)。 本議案につきましては、事業勘定における令和4年度国民健康保険事業費納付金の確定及び前年所得が確定したことにより、国保税の本算定に基づく補正及び直営診療施設勘定における職員人件費等の補正を行うものであります。 この結果、事業勘定につきましては、歳入歳出それぞれ2,685万4,000円を減額し、直営診療施設勘定につきましては、歳入歳出それぞれ128万円を減額するものであります。 詳細につきましては市民部長に説明をいたさせます。よろしくお願いを申し上げます。 また、本補正予算につきましては、去る5月25日に開催されました本宮市国民健康保険運営協議会において、原案のとおり答申を得ておりますことを報告させていただきます。 議案第63号 令和4年度本宮市介護保険特別会計補正予算(第1号)。 本議案につきましては、職員の人事異動に伴う職員人件費等の補正を行うものであります。 この結果、歳入歳出それぞれ102万円を減額するものであります。 議案第64号 令和4年度本宮市水道事業会計補正予算(第1号)。 本議案につきましては、職員の人事異動に伴う職員人件費の補正を行うものであります。 この結果、収益的収支につきまして、営業費用に286万2,000円を追加するものであります。 議案第65号 令和4年度本宮市公共下水道事業会計補正予算(第1号)。 本議案につきましては、職員の人事異動に伴う職員人件費の補正を行うものであります。 この結果、収益的収支につきましては、営業収益で14万5,000円、営業費用で18万円を減額し、資本的支出につきましては、建設改良費で14万5,000円を減額するものであります。 報告第3号 専決処分の報告について。 本報告につきましては、新・本宮第1保育所建築主体工事において、屋根下地材を準不燃材料への変更並びに北側駐車場を透水性舗装へ仕様変更したことなどによる工事費の増加に伴い請負契約金額を変更するため、地方自治法第180条第1項の規定に基づく市長の専決処分事項の指定により専決処分いたしましたので、同条第2項の規定に基づき報告するものであります。 その結果、702万9,000円を増額し、4億5,032万9,000円と変更したものであります。 報告第4号 令和3年度本宮市継続費繰越計算書について。 本報告につきましては、令和3年度本宮市一般会計継続費について、地方自治法施行令第145条第1項の規定に基づき、別紙のとおり継続費繰越計算書を調製し令和4年度へ繰越しをしたので、議会に報告するものであります。 なお、継続費として繰越しをした事業は、継続費繰越計算書に記載のとおり、本宮駅周辺東西アクセス整備事業の1件であります。 報告第5号 令和3年度本宮市繰越明許費繰越計算書について。 本報告につきましては、地方自治法施行令第146条第1項の規定に基づき、令和3年度の繰越明許費に係る経費について令和4年度に繰り越したので、同条第2項の規定により別紙のとおり繰越計算書を調製し、議会に報告するものであります。 なお、繰越明許費として繰り越した事業は、繰越計算書に記載したとおり、一般会計分42件であります。 報告第6号 令和3年度本宮市事故繰越し繰越計算書について。 本報告につきましては、令和3年度内に完了が困難となった事業について、地方自治法第220条第3項ただし書きの規定に基づき令和4年度に事故繰越しの手続を行ったので、同法施行令第150条第3項の規定により、別紙のとおり繰越計算書を調製し、議会に報告するものであります。 なお、事故繰越しをした事業は、主に
新型コロナウイルス感染症により影響を受けた事業、令和4年3月16日発生の福島沖地震の対応事業等であり、繰越計算書記載のとおり、一般会計分6件であります。 報告第7号 令和3年度本宮市水道事業会計継続費繰越計算書について。 本報告につきましては、令和3年度本宮市水道事業会計継続費について、地方公営企業法施行令第18条の2第1項の規定に基づき、別紙のとおり継続費繰越計算書を調製し令和4年度へ繰越しをしたので、議会に報告するものであります。 なお、継続費として繰越しをした事業は、継続費繰越計算書に記載のとおり、立石山浄水場ろ過施設改修事業の1件であります。 報告第8号 令和3年度本宮市水道事業会計予算繰越計算書について。 本報告につきましては、令和3年度内に完了が困難となった事業について、地方公営企業法第26条第1項の規定に基づき建設改良繰越しをしたので、同条第3項の規定により別紙のとおり繰越計算書を調製し、議会に報告するものであります。 なお、建設改良繰越しをした事業は、主に配水管布設工事や設計及び施工管理業務等であり、繰越計算書記載のとおり、14件であります。 報告第9号 令和3年度本宮市公共下水道事業会計継続費繰越計算書について。 本報告につきましては、令和3年度本宮市公共下水道事業会計継続費について、地方公営企業法施行令第18条の2第1項の規定に基づき、別紙のとおり継続費繰越計算書を調製し令和4年度へ繰越しをしたので、議会に報告するものであります。 なお、継続費として繰越しをした事業は、継続費繰越計算書に記載のとおり、高木排水ポンプ場増強工事の1件であります。 報告第10号 令和3年度本宮市公共下水道事業会計予算繰越計算書について。 本報告につきましては、令和3年度内に完了が困難となった事業について、地方公営企業法第26条第1項の規定に基づき建設改良繰越しをしたので、同条第3項の規定により別紙のとおり繰越計算書を調製し、議会に報告するものであります。 なお、建設改良繰越しをした事業は、繰越計算書に記載のとおり、下水道汚水施設耐水化設計
業務委託の1件であります。 以上、上程いたしました全議案につきまして、よろしくご審議の上、お認め賜りますようお願い申し上げまして、
提案理由の説明とさせていただきます。
○議長(
三瓶裕司君) 市民部長。 〔市民部長 馬場広元君 登壇〕
◎市民部長(馬場広元君) 命によりまして、議案第58号 本宮市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について、詳細説明をさせていただきます。 議案書は16ページから24ページまで、議案資料は3ページから11ページまででございます。 それでは、議案資料の10ページをご覧いただきたいと思います。 今年度の本算定に当たりましては、社会情勢の影響による家計への負担を軽減するとともに、税負担の公平性を図るため、応能割、応益割を50対50で調製を行った結果、右側の令和4年度の欄、上段の医療給付費分につきましては、所得割6%、均等割2万円、平等割1万7,000円、中段の後期高齢者支援金分につきましては、所得割2.3%、均等割8,000円、平等割6,000円とし、下段の介護納付金分につきましては、所得割2%、均等割8,200円、平等割4,500円とするものであります。 これにより、最下段になりますが、1人当たりの税額は8万9,691円となり、前年度比で8,273円の減額、率にして91.56%と引き下げるものであります。 次に、資料の11ページをご覧ください。 令和4年度の納付金についての資料であります。 1点目ですが、この納付金は、県が負担する保険給付費や保険事業に要する費用に充てるため、各市町村の所得水準や医療費水準、被保険者数及び世帯数に基づき、県が算出した額を市が納めるものであります。 2点目は、納付金の財源についてであります。被保険者の方々から納めていただく国民健康保険税、次に、県からの特別交付金として、東日本大震災での被災者の医療費に係る交付金や後発医薬品の使用割合や税の収納率など、保険者としての努力を評価する交付金、また、税の軽減措置分として、保険基盤安定等繰入金を見込み、不足する分については前年度からの繰越金と財政調整基金より2,016万円を取り崩し、財源を確保するものであります。 なお、この財政調整基金取崩し後の基金残高につきましては、3億4,071万8,000円となるものであります。 次に、議案第62号 令和4年度本宮市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)につきまして、詳細説明をさせていただきます。 補正予算書12ページから15ページをご覧いただきたいと思います。 主なものといたしましては、3款国民健康保険事業費納付金で、納付額の確定に伴い補正をするものであります。また、1款総務費につきましては、今年度より初の試みといたしまして、専門保健技師を配置し、特定保健指導の取組を強化することにより医療費の適正化を図ることといたしました。これに伴う職員人件費の補正を行うものであります。 続きまして、10ページ、11ページにお戻りいただきたいと思います。 歳入につきまして、1款国民健康保険税は、今年度の本算定に基づき補正するものであります。 次に、5款財政調整基金繰入金、6款繰越金を補正し、国民健康保険事業費納付金の財源に充てるものであります。 続きまして、直営診療施設勘定でございます。 補正予算書の26、27ページをご覧いただきたいと思います。 1款総務費になりますが、4月1日付の人事異動により、職員人件費について補正をするものであります。なお、歳入につきましては、基金繰入金を補正し財源調整を行うものであります。 以上、詳細説明とさせていただきます。
○議長(
三瓶裕司君) 財務部長。 〔財務部長 松野義則君 登壇〕
◎財務部長(松野義則君) 命によりまして、議案第61号 令和4年度本宮市一般会計補正予算(第2号)の詳細につきまして、さきに市長より説明申し上げました部分を除き、議案第61号資料により説明を申し上げます。 議案資料14ページをご覧ください。 初めに、歳出の主な内容につきまして、細目欄により説明申し上げます。 2款1項細目1基金積立費は、昨年度末以降にいただきましたふるさと納税及びさとふるによる寄附金を積み立てるため、ふるさともとみや応援基金積立金を、3款1項細目6国民健康保険特別会計繰出金費は、人事異動に伴う職員人件費繰出金を。 17ページをご覧ください。 8款1項細目3東日本大震災対策費は、恵向公園整備工事に係る実施設計
業務委託料を、4項細目2都市計画総務費は、都市計画マスタープランの部分変更、用途地域見直しに係る都市計画決定支援
業務委託料を、10款2項小学校費、3項中学校費、共に学校管理運営費及び教育振興費において学校保健特別対策事業補助金を活用し、市内各小・中学校における
新型コロナウイルス感染症対策に必要な備品並びに消耗品の購入費を、4項細目5幼稚園施設維持管理費は、本宮第1保育所仮設園舎撤去による五百川幼保総合施設遊具設置工事費を。 18ページをご覧ください。 6項細目13コミュニティ交流広場管理運営費は、パークゴルフ場公認コース認定に係る関連経費及び屋外放送機設置工事費をそれぞれ計上いたしました。 19ページをご覧ください。 次に歳入では、15款国庫支出金5目教育費国庫補助金に、学校保健特別対策事業費補助金を、18款寄附金では、6目ふるさと納税寄附金を、19款繰入金では、9目五百川駅前広場等整備基金繰入金を、21款諸収入3目雑入に、あだち福祉会への派遣職員に係るあだち福祉会派遣職員負担金を、それぞれ計上したものであります。 以上、詳細説明とさせていただきます。
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△日程第23
陳情の
委員会付託
○議長(
三瓶裕司君) 次に、日程に従いまして、
陳情の
委員会付託を
陳情文書表によって行います。
陳情文書表を配付いたさせます。 〔書記配付〕
○議長(
三瓶裕司君)
配付漏れはありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
三瓶裕司君)
配付漏れなしと認めます。 それでは、書記をして朗読いたさせます。 〔書記朗読〕
○議長(
三瓶裕司君) お諮りいたします。
陳情文書表のとおり、所管常任委員会に付託するに異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
三瓶裕司君) 異議ありませんので、
陳情文書表のとおり、所管常任委員会に付託することに決しました。 議長より申し上げます。 本日配付いたしました
陳情書については、郵送されたものでありますので、議会の運営に関する基準第136の規定に基づき、写しの配付のみとなりますので、ご了承願います。
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△散会の宣告
○議長(
三瓶裕司君) 以上をもちまして、本日の
議事日程全部を終了いたしました。 本日はこれをもって散会といたします。 ご苦労さまでした。
△散会 午前11時43分...